Sentry Seerが一緒にバグを解決してくれるパートナーになった話
先日、Sentry Seerを有効にしました。
Sentryは新機能を積極的にトライアルさせてくれるからありがたいですね。
https://sentry.io/product/seer
ローカルでは動くのに...
React Nativeでアプリを開発していて、ローカルで問題なく動いていたので、TestFlightに出して実機で確認してみました。
すると、クラッシュ。
「なんでだ!」
アプリ起動と同時にアプリが落ちてしまいました。
ローカルでは動いていたので、本当に謎でした。
その直後に新しいエラーとしてSentryにイベントが入っていました。
感動の瞬間
そこで、Issueを開いてみると...
すでに根本原因を分析していました。
「おお!やってくれてるね〜」
※以下はテストエラーのサンプルです。

そしてこのSeerのセクションを開くと、画面の右側で、どんどん分析結果がリアルタイムに出力されていく様子が見えるんです。
エラーの根本原因とソリューションをまず整理してくれて、修正提案もしてくれる。
PRまで作成してくれるんです。
まさに一緒にバグを改修してくれるパートナーという感じでした。
認知的負荷の軽減
このおかげで、起きた問題がどんな問題かすぐにわかりました。
普段だと、エラーが起きた場合に以下のような負担がかかっていました。
- スタックトレースを読み解く脳の負担
- 原因を推測する思考の負担
- 「早く直さなきゃ」「なんでだ!」という精神的負担
しかしSentry Seerは、このような作業のうち、これまで人間が頭を使わないといけなかった部分を肩代わりしてくれたんです。
単に「問題を解決してくれて嬉しい」というわけではありません。
Seerの分析のおかげで私がゼロから考えずに済みますし、意見をもらえることで、次の手を考える助けになることが素晴らしかったんです。
私1人よりも、他者の分析結果やアイデアがあることで、私がデバッグしやすくなることが体感できました。
確かにエンジニア同士でバグについて話していると思いがけずアイデアが閃いたり、相手の視点に助けられることがあります。
こういうことなのかなと思いました。
今後への期待
どんどん頼っていきたい。
素直に頼りたいだけです。時間を他に使えるので!