全てを自分でやる必要はない：生産性向上の鍵
Masataka Shida日々の業務やタスクを処理しながら、
「やらねばならないことが山積みだ」
と感じることはよくある。
その全てを自分一人で処理しなくてはいけないと感じたとき、心は焦燥に満ちてしまうだろう。
しかし、実際には全てのタスクを自分一人で片付ける必要はない。
それを理解し、行動に移すことで生産性は飛躍的に向上する。
まずは、自分が何に時間を投じているのかを見つめ直すことが重要だ。
自分のやっていることを洗いだし、それらが総合的にどれだけの成果を生んでいるかも書けると良い。
この分析はなるべく厳格にすること。
バイアスがかかってしまう前提を持ちつつ、なるべくリアルに正直になるのがミソ。
このリストを元に、自分が直接行うべき作業と他人に委ねるべき作業を見極める。
具体的には、特定の仕事に取り組むことで時間あたりの生産性がどれだけかを評価する。
貢献度が高いものは自分が直接対応し、一方で貢献度が低いものは他人に依頼しよう。
しかし、ここには一つの難題がある。
それは、好きなことでも自分でなく他人に委ねるべきこともあると理解し、そのための勇気を持つことだ。
全てを自分でやらなければならないという考えを捨て、その時間をより重要なタスクに使うべきだ。
それを理解し、行動することで、生産性を向上させることができる。
この分析を通じて、どのように自分の時間が使われているかを見直し、それを最も効率的に使う方法へとシフトする。
そして、本当にやりたいことや重要なことに集中し、その他のタスクは他人に委ねることで、より効率的で充実した仕事が可能となる。
全てを一人でやる必要はない。自分が行うべきことと他人に任せるべきことを明確にすることで、生産性は向上し、より満足感のある生活を送ることができる。
今日から分析を始めてみよう。
とはいえ、一見生産性が低くとも好きなことはやった方がいい。
やりたいことはやろう。
楽しいからだ。
あるいは、嫌いなこと・苦手なことをあえてやるのもおすすめ。
そういったことがセレンディピティを運んでくれるかもしれない。
