身銭を切り、失敗する。
失敗は痛い。
特に自分のお金や時間を投資しての失敗は、骨身に染みる。
でも、この痛みこそが、私たちを鍛え上げる最高の教官だ。
失敗は最強の教材
私は数百万円を投じて新規事業を立ち上げた。
結果は惨憺たるものだった。
しかし、この経験は私のビジネス感覚を一気に引き上げてくれた。
失敗は、成功への最短ルートを教えてくれる。
それは、思い通りにいかない選択肢を一つずつ潰していく過程だ。
なぜ身銭を切るべきか
- 真剣度が違う:自分のお金だと「これだけ使ったのだから」とより良い結果を真剣に求めるようになる
- 決断の自由:自分のお金なので、誰の顔色も気にせず、思い切った挑戦ができる
- 記憶に刻まれる:授業料と思えば、むしろ安いものだ
失敗を活かすコツ
失敗した時に最も重要なのが、この失敗から何を学ぶかである。
この時に学びが深い時と浅い時があると思う。
学びが生まれる時は、具体的な目標があり、計測されている時に起こりやすい。
それは明確に失敗を認識でき、理想と現実のギャップを認識できるからである。
具体的な目標がなく、あいまいな目的しかない場合、評価は難しいだろう。
なので、目標を具体的にして、計測することが肝要である。
最後に
身銭を切って失敗することは、自分への最高の投資になりうる。
失敗を発見することで、思い通りにいかないことを一つずつ理解し、失敗確率を下げていく。