目標設定の失敗から学んだ、メンバーの成長を促すリーダーシップとは

はじめに

チームメンバーの目標設定は、リーダーにとって非常に重要な仕事の一つです。
しかし、適切な目標設定は難しく、私自身も失敗してきました。
今回は、その失敗談を共有しますので、参考になれば嬉しいです。

やる気のあるメンバーへの対応

私は、やる気のあるメンバーが大好きです。彼らが「これをやります!」と言うと、つい「頑張って!」と応援したくなってしまいます。
しかし、ここで注意が必要なのは、彼らが「やります!」と掲げている目標が、彼らの能力に合った適切なものであるかどうか、ということです。

適切な目標設定の失敗とその影響

私が過去に犯した失敗は、あるメンバーに対して、彼/彼女の能力から見て高すぎる目標を設定してしまったことです。
その結果、そのメンバーは目標に到達できず、徐々に自信を失っていってしまいました。
これは、メンバーの成長を支援するリーダーの立場として本意ではありませんでした。

目標設定の際の注意点

メンバーが目標との距離感を掴めていない場合、適切な目標設定は非常に難しくなります
例えば「これ、できますか?」と、あるメンバーに聞いた時、そのメンバーが現実的な分析抜きに「やります!」と答えてしまう原因として、下記のケースが考えられます。

  • メンバー自身が自分の能力を正確に把握できていない
  • 「リーダーやチームメンバーからの期待に応えたい」という思いがある

効果的な目標設定のアプローチ

私が学んだ教訓は、メンバーが階段を登るように成長への道を歩んでもらうことの重要性です。
目の前にちょっとストレッチした目標を設定し、それを達成したら次の目標へと進んでいく。
この積み重ねが、メンバーの着実な成長と確かな自信につながっていくと考えています。

まとめと今後の展望

チームメンバーへの適切な目標設定は、リーダーにとって重要な仕事であり、同時に難しい仕事でもあります。
失敗を恐れず、メンバーとの対話を重ねながら、Trial & Errorを繰り返していくことが大切だと私は考えています。
みなさんの失敗談もぜひシェアしてください!