優先順位をつけているようで、ついていない話
最近、何気なく考えていたことがある。
私たちは日々「優先順位をつける」ということを意識しているはずなのに、気がつくと本当に大切なことが後回しになっていることはないだろうか。
実は、この「優先順位」という厄介な相手と日々格闘している中で、ある気づきがあった。
それは、「優先順位をつけているつもり」で、実は全然ついていないという現実である。
例えば、メールの返信一つとっても考えさせられる。
「すぐに返信すべき」という社会的なルールに従って即レスすることは、果たして本当に最優先すべきことなのだろうか。
もちろん、即座の返信が本当に重要な場合もある。
だが、その判断を無意識のうちに「すべき」という思い込みで行っていないだろうか。
私が最近心がけていることは、シンプルだが大切なことである。
「今やっていることは、何のためにやっているのか」という問いを忘れないこと。
つい楽な方に流されそうになった時、この問いを思い出す。
優先順位付けの正解は、人それぞれ違うと思う。
だが、たまには立ち止まって、自分の決めた優先順位が本当に自分の目指す方向に向かっているのか、考えてみる。
そんなきっかけになればと思い、今日はこんな話を書いてみた。