【初心者向け】あなたのTerraformを次のレベルへ:state mvとstate rmコマンド
本記事は、Terraformを先週から触り始めた!というエンジニアの方に地味に使う機会がある二つのコマンドを紹介したい。
Terraformは非常に強力なインフラストラクチャ管理ツールである。
Terraformのドキュメントはこちら▼
https://www.terraform.io/
teraformを使うために必要な基本的なコマンドとして以下があったりする。
- terraform init
- terraform plan
- terraform apply
この辺は知っていて、terraformでインフラを構築した経験がある人向けで書いていく。
terraform state move
https://developer.hashicorp.com/terraform/cli/commands/state/mv
開発を進める中で、モジュールをリファクタリングしたり、新たに作成したりすることはよくある。
その結果として、既存リソースを別の場所へ移動する必要が出てくる。
ここで、terraform state mvコマンドの出番だ。
このコマンドを使用することで、terraform state内のリソースをある位置から別の位置へ移動することができる。
terraform state mv [options] SOURCE DESTINATION
terraform state rm
https://developer.hashicorp.com/terraform/cli/commands/state/rm
インフラを構築する都合上、一時的にstateからリソースを取り除きたい場合や、リソースとしては残しつつ、コード化をやめる場合がたまにある。
その結果として、stateファイルからリソースを取り除く必要が出てくる。
ここで、terraform state rmコマンドの出番だ。
このコマンドを使用することで、terraform satte内のリソースをstateファイルから取り除くことができる。
terraform state rm [options] ADDRESS…
以上のコマンド2つは、terraformに慣れてきたら知っておくと大変便利。
本記事がTerraformの学びに役立ったら嬉しい。