【メモが増えるだけで動けない?】アイデアをタスク化し前進する
多くの人が経験することだが、「思いついたこと」をメモしても、なかなか実行に移せないことがある。
今回は、アイデアの収集とタスク定義を分離するという考え方について述べていく。
アイデアとタスクの分離が重要な理由
例えば、「部屋を掃除をしよう」というアイデアが浮かんだとする。
この「掃除をする」という漠然とした思いつきは、そのままではタスクとして不十分である。
なぜその掃除が必要なのか、具体的に何をすれば目的が達成されるのかを明確にする必要がある。
- キッチンに皿が溜まっているのか
- 整理整頓が必要なのか
- 床の掃除が必要なのか
これらを具体的に定義することで、実行された後に、本来欲しかった成果が得られ、私たちは満足する。
タスク定義のポイント
タスクを定義する際は、SMARTの法則などを参考にすると良い。
SMARTの法則については、こちらを参照してください。
SMARTの法則とは? 目標設定の重要性、目標の立て方、具体例について
ただし、重要なのは自分にとって実行しやすいタスクの形を見つけることである。
日々の経験から、自分に合ったタスク定義の方法を見つけ出していくことが大切だと思う。
私は、本来の目的から逆算してタスクを定義していく。
よくある失敗パターンと対策
最も避けるべき失敗パターンは、思いつくままタスクリストに書き込み、そのまま放置してしまうことである。
これでは3日後には「これは何を目的としていたのか?」「結局何をすればよいのか?」と悩むことになり、結果としてタスクリストの肥大化を招く。
まとめ
アイデアの段階では、まず思いついたことをメモとして残す。
その後、実行可能な形にタスクを定義するというステップを意識的に分けることで、より効率的に目的を達成することができる。
タスクの定義には時間をかける価値がある。
なぜなら、適切に定義されたタスクは、最終的に自分が本当に実現したいことへの近道となるからである。
この真面目な記事を読んでくれた方には、こちらの記事も読んでもらいたい。
「その日に入る仕事」と「その日に処理すべき仕事」